台北ときたら本当に別次元[前編]
- November . 13 . 2014
- Diary
400km…200km…。
僕が生まれ育った西表島から沖縄那覇までの距離はおよそ400km。フェリーから飛行機乗り継いで約一時間半程度かかります。
実はその半分の200km先に台北があるんです。
さすがはアジア四小龍のひとつ…
エレクトロニクス、バイオテクノロジー分野はますます好調で今や世界有数の経済大国です。
11/6-11/9の四日間、台湾最大のファッション見本市“Taipei in Style”が台北の松山文創園路が開催されました。
今回のTaipei in Styleは前職アッシュペーフランスのrooms、そしてPR01.TRADESHOWと連携し、日本からも多くのクリエイティブなブランドが出展しました。
僕は沖縄から出展したLEQUIO、MADE IN OCCUPIED JAPANのサポーターとして参加し、バイヤー招致と現地実売会を担当致しました。
…正直、台北での展示会参加は初めてだったので、どこまでできるかは[ ? ]な部分もあったのですが、実際は予想をはるかに超えた結果になりました。
まず、何より台湾の皆さんが日本人に対して親和的であること…日本ブランド、そしてモノづくりに対する関心が高いんです。それは、ぶらり街中を歩いただけでも分かります。日本食レストランの並びや書店に陳列された日本のファッション誌、テレビでは日本のドラマ、バラエティが放映され、道行く人も大概日本語で挨拶を返してくれる•••。この国民性はビジネスをする上で、やっぱり一番のカンフル剤になります。
そして、次には政府の力。産業国際市場開拓計画「Fresh Taiwan」が進行中の台湾では、現在、ファッションのみならず、アートに関する施設までもが至る所に造られていて、海外のムーブメントにしっかりとしたアンテナが張られ始めている。
そういった下地環境が整い出すとファッションに対して興味を持つ若者は自ずと増えます。今や世界的にも活躍するJason Wuはそんな変化を遂げた台湾ファッション業界の象徴だと思いますし、展示会中に出会ったwisdomのデザイナーもこれからの台湾を盛り上げていく逸材に違いありません。
日本はパリやミラノとは違い、基本的に合同展示会の場で取扱いが即決することは多くありません。しかし、今回の取り組みではその場でオーダー、取扱い希望を頂きました!
…台湾のポテンシャルのあまりの大きさに驚かされた瞬間でした。
現在、好調の一途をたどるインバウンド景気…それに伴い、大手日本のセレクトショップの台湾進出は顕著になっており、台北のファッション感度はますます先鋭化しているようです。
台北の原宿と言われる西門町。
高級ブランドの揃う東区。新光三越、そごう…そして、誠品書店。
時間が作れず、ゆっくりと回ることは出来なかったのですが、台北の活況具合がひしひしと伝わってきた5日間の珍道中でした。
次回のブログは今回の台北で楽しんだ食、遊、観光について触れたいと思います。
あぁ、小籠包がまた食べたい…
しばらく僕は、『台湾の○○で食べた卵豆腐は美味かったなぁ』とか、『チャーハンは台湾のほうが美味いなぁ』とか台湾カブレな発言をすることでしょう。皆さん、嫌いにならないでください。…だって美味かったんだもの。
…あぁ、ビールはやっぱり台湾麦酒に限るなぁ!
。。。ということで、再見再見!